Feb
26
分人主義的な生き方というのは、自分という資産の分散投資のようなものです。
恋人との分人がイマイチでも、仕事の関係者との、あるいはブログ上、SNS上の分人が好調なら、±で、ちょっと+かな、というような考え方です。
僕は、そう考えることで、随分と気が楽になっています。自分を全部、嫌いになる必要がありませんし、満更でもない分人を生じさせてくれる人、環境に対して感謝の気持ちが芽生えます。
「自分という資産」と言いましたが、どこかの分人が、生き心地がいいのなら、徐々にそこに資産を集中していけばいいのです。恋愛している分人の比率を大きくするとか、仕事をしている分人の比率を大きくするとか。
人によっては、些細な違いに見えると思いますが、僕が「分人」という概念を、「仮面」や「キャラ」と区別する必要を感じたのは、そういう考え方がしやすくなるからです。
ITを活用した所得の再分配システム - 平野啓一郎公式ブログ